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(1)工事の計画

工事内容・場所を示した調書を提出する。

(2)年間調整会議

毎年開催し、工事期間などの調整をする。

(3)関連工事調整会議

工事個所ごとに関係する事業者を集め、工事の時期や順序などを話し合い、全体の工事期間が短縮できるよう調整をする。

(4)月間調整会議

毎月開催し、調整された工事計画を審査・承認する。
必要があれば計画の変更などを指示する。

(5)工事の広報

沿道、道路利用者へPRを行う。

 

工事の調整について、詳しく説明します。
 まず、工事の計画を各工事の事業者(名古屋市の部署や企業)が発表します。すると、他の事業者は、その工事区域内に更新が必要な老朽管がないか、工事に支障となる埋設管がないかを調べます。

名古屋市では、「全体の工事が終わり、新しく舗装されたあと約10年間は、掘り返すことができない」という制限を設けています。そのため他の事業者も、この機会に埋設管の更新や移設を行う計画を立てて発表します。

 次に、同じ場所で工事を計画している事業者たちが集まって、工事の順序や時期、方法などを話し合い、全体の工事期間が短縮できるように調整します。

調整が終わると、毎月実施している月間調整会議で結果を発表し、最終的な承認を得ます。

その後、工事の許可申請を行い、許可が下りたら沿線にお住いの方々にPRを行います。

これで、ようやく工事着手となります。

 道路占用調整協議会は、工事の調整が主要な業務ですが、工事へのご理解を深めていただくための広報活動も行っています。