新しい住宅やビル、商業施設などができると、そこへ水道、下水道、ガス、電気、通信などの供給が必要となります。そのため、多くの工事を行わなければなりません。
他にも、ひとつの工事に伴って、支障となる他の埋設管を移設する工事が発生する場合があります。
例えば、下水道工事で道路を掘ると、その工事の影響で近くにあるガス管や水道管の周りの地盤がゆるんでしまう恐れがあります。その場合は、下水道工事の前にガス管や水道管の移設工事を行います。そして下水道工事の終わった後に、ガス管や水道管を元の位置に戻す工事を行います。
このように、同じところで何度も工事が行われる場合があります。
しかし、これは漏水事故やガス漏れ事故を防ぐためにやむを得ないことであり、ご理解をいただくしかありません。
すべての工事が終わり、舗装をきれいにすると、そのあと約10年間は、道路を掘れないように規制をしています。