一般の道路では引き込み管が多く、あまり掘り返し防止効果が得られません。08_photo

 共同溝とは、水道やガスなどの管路や上空の電線類をすべてまとめて収容する大きな地下通路のようなものを言います。

名古屋市内では、国土交通省が直接管理している国道(1号、19号、41号、302号など)に設置されています。

名古屋市が管理している道路では、上空にある電線類を地下に収容して電柱をなくす「電線共同溝」を設置しています。

電線類を地中化することにより、地上に電柱や電線類がなくなるため、歩道が広く歩きやすくなり、街の景観が美しくなります。

また、火災時の消火・救助活動の妨げや、地震など災害時にも電柱の倒壊、電線の切断などの危険がなくなり、安全性の向上に役立ちます。