道路工事の主な要因は、次の5つです。

①老朽施設の更新

水道管や電線、道路自体にも寿命があります。古くなって破損がひどくなる前に補修や入れ替え工事が必要です。

②新しい建物ができる

新しいビルやマンション、最近では福祉施設の建設も多くなっています。
そうすると、今までの水道管や電線では細くて供給量が足らない場合があります。
そのため、太いものに入れ替えたり、増設したりする工事が必要です。

③地震対策

特に最近は、地震対策として耐震化工事が多く行われています。
名古屋市は東海地震、東南海地震の地震防災対策強化地域に指定されています。
地震に備えて耐震性のある管に入れ替える工事が必要です。

④水害対策

大雨による浸水対策として、排水管の増強や貯留施設を設置する工事が必要です。

⑤その他

これら以外にも道路の新設や拡幅、電線類を地下に埋める工事などが必要です。

 

このように、道路では舗装工事だけでなく、安全で快適な暮らしを支えるために様々な工事が必要なのです。